ろうあ運動について『KOBA』さんに話を聞きました!
あけましておめでとうございまっす!!
どうも!はなまるです。
今回は2020年の記念すべき(?)1記事目です!
内容はすこ~し真面目ですが、ろうあ運動をしているKOBAさんとお話をさせていただく機会があったので、その内容についてまとめていきたいと思います。
最初に、なぜ今回ろうあ運動について記事にする気になったのかについてお話します。
理由①
普段、老人ホームで介護士として働いているのですが、高齢者だけでなく、障がいのある方が住みやすくなるために、どのような取り組みが行われているのか興味があったこと、少しでもそれを周知したいと思ったからです。
理由②
KOBAさんと話をする中で一番熱量を感じたのが、ろうあ運動についてだったからです。
以上2つが理由になっています!
それでは、KOBAさんについて紹介をしていきたいと思います!
●今回インタビューに答えてくださった方
KOBAさん
上手いリプとなぞかけとメタルギア、そして読書とポルノグラフィティをこよなく愛する20代
謎解きはまだまだ解けないときはダメなのでボーイとして日々精進中。
趣味・特技はなぞかけをつくること
消防団に入っていて、また地区の手話サークルに所属、またろうあ運動を行っている
常に読書感想文をあげてるのが自慢(読書メーター)
ろうあ運動ってそもそも何?
勉強不足なだけかもしれませんが、「ろうあ運動」と聞いて「あ~!ろうあ運動ね!知ってる知ってる!」となる方ってあんまり居ないんじゃないかな、と思います。なので、まずはKOBAさんにろうあ運動とは何かについて伺いました!
──ろうあ運動とは?
KOBAさん
「耳が聞こえない人達が主催になって集まって交流、輪を深める。有名な講師さんに話を聞く、聞こえる我々が協力して聞こえる人でも聞こえない人たちが輪になって活動しています。
主な活動としては聞こえない人たちの使う言語である手話を覚えていく、地元の手話サークルや通訳研究会に入ること、行事に参加して交流して輪を深めることです。
活動場所は基本的には交流センターや公民館で誰でも参加することができます」
ろうあ運動の目的の一つは、聴覚に障がいがある方と健常者が交流していく中で、偏見や差別を無くす、という目的があるようです。
僕たち人間は(何百、何千年前から)自分自身の経験や知識で、真実を知らずに物事を決めつけてしまう事がある生き物だと思うので、(考える事ができるのは人間らしさでもある)
障がいのある方だけに留まらず色々な考え方を持つ人や特徴を持つ方たちとちゃんと話をしたり、
実際の出来事やイベントであれば、参加したり自分の目でしっかりと見てから、それについて考えてみてもいいのではないかなと、個人的に思っています。(理想論)
ろうあ運動についてより詳しく知りたい方は以下のサイトを参照してください!
手話を覚えるのって大変!?
それでは、聴覚に障がいのある方とのコミュニケーションってどうすればいいの?という話ですが
そこで必要になってくるのが、手話です!
筆談などの方法もありますが、やはり手話の方がコミュニケーションを取りやすいとのことでした!
──手話って覚えるのが大変では?
KOBAさん
「手話を覚えるのは大変かもしれないですが、英語やスペイン語を覚えるのと一緒で言語を覚える気持ちでやればいいと思います。
本を買えば勉強できますし、手話サークルでもできるし、皆さんの地元の奉仕員養成講座で検索してもらえばやってると思います!(地域でそれぞれなので調べてください。)
覚えておくと便利な手話はあいさつ、自分の名前、年齢くらいですね」
この話を聞いて、今まで手話のことを言語だと捉えていなかったので、KOBAさんの話で手話は言語であると気付かされました。
余談ですが、手話って世界共通の言語なのかな?と思って調べてみましたが、
手話はその国の文化を色濃く反映するそうで、国や地域によって様々なようです!この話ちょっと面白いですよね!
例えば、この写真を見てください
日本人がこの手を見たら「お金」、縦にすれば「OK」の意味に捉えると思います!
ですが、国によっては「ゼロ」「無料」「穴」など他の意味で捉えられるとのことです!
同じ手話でも意味がかなり異なるっていうのは驚きでした!
意味が複数あるなら謎解きにも使えそうですよね(笑)
参考サイト:手話って世界共通ですか | ことばの疑問 | ことば研究館
ろうあ運動を通して感じたこと
最後にろうあ運動を通して感じたことを伺いました。
──ろうあ運動の魅力と今後は?
KOBAさん
「耳が聞こえない人たちも我々と同じで、楽しんで話をしてくれるし、聞こえる私たちにも気さくに話してくれます!手話がたどたどしくても仲間はずれにはされないです(笑)
まずは、お互いの偏見を無くせるような取り組みをしていくと良いのではないかと思います。
私の参加している地域は年配の参加者が多いので、 若い人たちに感心をもってもらえるよう、若者を惹き付けられるような事を行わなければいけないと思います。 」
まとめ
インタビュー記事は以上になります。
この記事を読んだ方が、障がいのある方が暮らしやすい社会を作るためにはどんなことが必要なんだろう?とか少しでも考えるきっかけになると嬉しいです!
それでは、ろうあ運動について『KOBA』さんに話を聞きました!でした!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
文:はなまる@謎は解けない (@tomitakeru) | Twitter